クラウド給与計算ソフト マネーフォワードクラウド給与レビュー
マネーフォワードクラウド給与とは
勤怠管理システム、会計システム、給与ソフト等様々なシステムがクラウド化され、幅広く利用されるようになってきました。
しかし、クラウドシステムに変更することで何がどのように変わるのか、日々の業務がどのくらい変化するのかというのは分かりにくいかもしれません。
ここでは実際にお客様へ導入し、また弊社でも導入している、クラウド給与計算ソフト Money Forward クラウド給与(マネーフォワードクラウド給与)についてレビューしていきたいと思います。
マネーフォワードクラウド給与はクラウド型の給与計算ソフトです。給与計算から給与明細発行まで完結することができます。そして各種保険料の計算や税金の計算等、複雑な計算でもすべて自動で行うため、計算ミスや漏れを防止することができます。
マネーフォワードクラウド給与のメリット・デメリット
弊社が感じたマネーフォワードクラウド給与を利用することでのメリット・デメリットを簡単にレビューしたいと思います。
メリット
①支給額・控除額の計算を自動で行い、計算式のカスタマイズの自由度が高い
マネーフォワードクラウド給与は各種保険料や所得税などを自動で計算します。
現状の給与ソフトでは細かい計算式に対応しておらず、手計算しているという給与項目があるという企業様もあるかと思います。
マネーフォワードクラウド給与は通常の四則演算に加えて、式の途中で端数処理をしたり、IF関数を使用して条件分岐をすることも可能です。
そのため会社ごとの独自の給与計算がある場合でも自動化することが可能です。この機能のおかげで各月の給与計算にかかる時間を大幅に短縮することができている会社様もあります。
②Web給与明細を発行できる
マネーフォワードクラウド給与はweb上で給与明細の発行と閲覧をすることが可能です。
そのため、従業員はインターネット環境があればいつでもどこでも給与明細を確認することが可能です。
紙の給与明細を発行する人としない人両方に対応することも可能です。
そのため、給与明細を紙で発行して封入する作業が不要になるため、給与担当者の作業量も削減することが可能です。
③連携サービスが豊富である
マネーフォワードクラウド給与は連携サービスが豊富です。
マネーフォワードクラウド関連はもちろんのこと前回紹介したking of timeを含め、様々な勤怠管理システムや労務管理ソフト、銀行振り込み連携と連携することができます。
このような外部サービスと連携することで給与計算だけでなく、人事労務業務全体が便利に、簡単になります。
デメリット
①インターネット環境に依存してしまう
マネーフォワード給与はクラウド型の給与計算ソフトである為インターネット接続が必要です。
そのため、インターネット環境がなければ利用できません。接続状況が悪いとデータの処理速度が落ち、業務効率も落ちてしまう可能性があります。
②月額のコストがかかる
マネーフォワードクラウド給与は有料のクラウド型の給与計算ソフトです。
1人当たり300円の料金が掛かります。
そのため、従業員数が多いとそれに応じて費用が高くなってしまします。
上記のメリット・デメリットがあります。
実際に使用、導入した感想
弊社もマネーフォワードクラウド給与を導入する前は別の給与ソフトを利用していました。web給与明細を発行したいと思いマネーフォワードクラウド給与を導入しました。
導入したことで毎月、全員分印刷して渡していた給与明細を準備しなくて良くなり、給与明細は給与支給日の決まった時間にメールが行くので給与支給日にすることがなくなり、大幅に時間短縮することができました。
また、弊社は勤怠管理システムのking of timeと一緒にマネーフォワードクラウド給与を導入しました。king of timeとマネーフォワードクラウド給与はAPI連携することができるのでking of timeで集計した勤務時間をマネーフォワードクラウド給与の連携ボタンを押すことで取込、給与計算も終わるので給与計算にかかる時間が大幅に短縮することができました。
導入させていただいている企業様も様々な勤怠管理システムを使用していますが問題なく連携することができています。またking of timeと一緒に導入される企業様もおり、勤怠管理から給与計算までにかかる時間と手間を大幅に削減することに成功しました。
最後に
バックオフィス業務に時間のかかっている会社は多くあります。クラウドシステムを導入するとその時間を削減することができます。
給与計算の時間を削減するためにマネーフォワードクラウド給与を導入してみてはいかがでしょうか?
もっと詳しい話を聞きたい方、導入を検討している方、どなたでもお気軽にご相談ください。